白内障手術時の乱視矯正
2017.09.07更新
ORTの保坂です。
当クリニックでは患者様が選べる白内障手術を提供しておりますが、当クリニックでは白内障手術での乱視矯正にも力を入れています。
検査内容として一般の白内障術前検査と変わらず、角膜曲率半径測定、角膜内皮細胞測定、眼軸測定を行い、当クリニックではそれに加えて角膜形状解析測定とべリオン(角膜の屈折力と角膜乱視の測定)を行っています。
受診時や術前検査でのデータをもとに乱視矯正用眼内レンズの適応の有無を院長と確認して患者様一人ひとりに合った眼内レンズを選択させていただいています。
現在、白内障手術では単焦点眼内レンズ、2焦点眼内レンズ、3焦点眼内レンズで乱視矯正用の眼内レンズがあり、患者様の選ばれた手術方式によって、眼内レンズを選択さていただいています。乱視矯正の場合は眼内レンズの他にも、手術時の切開創の調整やLRI(乱視矯正角膜輪部切開)の併用でさらに患者様の術後のQOVの向上が望めます。実際に手術後に裸眼での視力が1.0や1.2と見えるようになり満足されている患者様もいらっしゃいます。
白内障手術の術後の見え方に興味がある方は診察や検査の時、白内障手術説明会も行っておりますので、院長やスタッフにお気軽にご質問、ご相談ください。
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