コンタクトレンズの新規作成および定期検査は患者様満足度向上のため、6月1日から完全予約制になります。(月・水・金・土は11:30~12:00)(火曜日は9:00~11:30へ変更)予約方法は、当院HPからのネット予約のみ承ります。

2018.05.30更新

コンタクトレンズの新規作成および定期検査は患者様満足度向上のため、6月1日から完全予約制になります。(月・水・金・土は11:30~12:00)(火曜日は9:00~11:30へ変更)予約方法は、当院HPからのネット予約のみ承ります。
変更に伴いご迷惑をお掛け致しますが、ご不明な点がありましたらスタッフまでお声掛けください。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

紫外線対策をしましょう

2018.05.06更新

先日、東京のとある医療誌媒体の会社から紫外線とサングラスについての取材を申し込まれた。私なりに日頃考えていたり、調べた内容を眼科医の立場から話させて頂いた…。

太陽光は、我々生物にとっては無くてはならないものであり、そこに含まれる紫外線には、UVC、UVB、UVAが存在していて、地球上に降り注いでくるのは後者2つらしい。そして日本では5月から9月までが一年で最も多く降り注ぐ時期だとはあまり知られていない。時間帯は午前10時から午後14時までで多く、薄曇りの日でも快晴時の80%の紫外線が降り注いでいるらしい。

 

紫外線と聞くと…多くの方が『日焼け』と言うワードが一番最初に頭に浮かぶかもしれない。程よく日焼けした身体や顔は、その人を活動的に、健康的に見せてくれる。

 

ただ、日焼けには『サンタン』と『サンバーン』の2種類が存在する。前者は肌が黒くなる状態で、誰もが一度は憧れる?。後者は、肌が赤く熱感を帯びヒリヒリ痛くなる状態。最悪の場合は水膨れも生じる。いわゆる火傷で急性炎症を起こした状態。数日後に皮膚がボロボロと剥けてくる。主に作用する紫外線が違っていて、前者がUVAで、後者がUVBと言われている。

では、UVBをしっかりと対策してUVAなら大丈夫なのか?実は、UVAはエネルギーこそ弱いが(UVBより)皮膚の深層にまで到達するため、女性が最も嫌がるシミやシワ、たるみの発症原因となる。そして両者とも長時間、長期間浴び続けていると皮膚癌を発症するリスクが上昇する。

 

どうやら…両方対策した方が良さそうだ。参考までに…サンタン(UVA)対策にはPA値の高い日焼け止めを、サンバーン(UVB)対策にはSPF値の高い日焼け止めを使用しましょう。
そして、ビダミンCは日焼け後の身体には嬉しい栄養素であることを付け加えておく。

 

では、本題。眼には、紫外線はどうなのか?

 

実は、眼もしっかりと紫外線対策をしないといけない。紫外線が原因と考えられる疾患を羅列する…電気性眼炎(雪目)、瞼裂斑炎、翼状片、結膜炎(充血)、白内障、黄斑変性など。

雪目は、スキー場や海水浴、電気溶接などで長時間紫外線にさらされ角膜に傷が出来た状態。ゴロゴロして目が開けていられないくらい痛くなり、充血などで、発症が6〜10時間後だから夜間救急に受診する羽目になる。しっかりゴーグルやサングラスを使用しましょう。

身近なところだと…この時期からのドライブ。車のフロントガラスは耐久性と割れた時の飛散防止目的に合わせガラスとして中間に樹脂製の膜が使われているようで、ほぼ紫外線をカットしてくれているらしい。サイドガラスは、車種により様々なようで、先に述べた時間帯には窓ガラス側の日焼け対策とサングラス着用をお勧めする。

 

ゴルフされる方も…1年中しっかりサングラスを使用してください。翌日、ゴロゴロや充血に悩まされたり、瞼裂斑炎、翼状片、白内障や黄斑変性になるなんて嫌ですよね。

 

サングラスは意外と勘違いされている。色の濃いレンズが良いサングラスでは無く、ぜひ紫外線透過率という値を確認してください。99%以上カットのものを選び、色は薄めでも透明でも構いません。顔との隙間にも注意をしてください。しっかり自分の顔のサイズにあったサイズを選び、フレームは厚め、目をしっかりと覆うタイプを選択して、帽子を被ったり、日傘も併用しましょう。ゴーグル型ならなお良いでしょう。紫外線は四方八方から侵入してきますよ。

 

最後に…適度な紫外線は、我々の身体の中でビタミンD生成を促しカルシウムの吸収を助け骨を丈夫にしてくれます。また乾癬やアトピー性皮膚炎の治療にも応用されてもいます。対策をして、上手く付き合っていくのが一番良いかと思います。

今回のブログは、ある医療誌媒体からの取材時に、紫外線対策について質問されたのがきっかけです。読んでくれた皆様が、少しでもサングラスについて正しい知識を持ってもらえる一助になれば幸いです。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

インフォームドコンセント(説明と同意)

2018.05.06更新

こんにちは。看護師の岩渕です。

 

今回は、私の失敗談をお伝えします。

 

先日、来院したその日に緊急の処置が必要になりその後1〜2週間うつ伏せの治療をしなくてはならない患者様がいらっしゃいました。

その方は、定期的に受診していてご自身の病態をしっかり理解されている方でした。

その日はお一人で来院されていて、突然の処置になって少し驚いていましたが、原因〜病態〜治療〜自宅管理まで説明させていただきしっかり理解していただいていました。

無事に処置を終え、リカバリー室にあるうつ伏せ専用のチェアーで夕方までしっかりうつ伏せしてもらい、ご家族のお迎えを待っていました。

患者様本人もさることながら、ご家族にも病気と治療スケジュールの理解・協力を得ることが私の信条です。

例に違わず、何も知らされずさぞ心配されているだろうと思い、院長の了解を得て夕方お迎えいらしたご主人に私の方から現在の状況と帰宅された後の協力を得るため説明をさせていただいたら、何とご本人から叱責を受けてしまいました。「自分の眼の事なのだから自分で解決できる!それぞれの家庭で事情が違うのだから余計な事をしないで欲しい。」と…。

彼女は非常に自立した女性です。

ご自身の病態をしっかり理解し、ご自身で整理されようとしていました。

私はそんな彼女の頑なな姿勢を、ご主人を心配させないよう配慮しているか強がっているのかも…と勘違いしていたようです。そして自分の正義感と重なり出過ぎた行動をしてしまった事を反省しました。

「人それぞれ家庭の事情が違う」

その通りです。

私に足りなかったのは、説明を行うにあたり同意を得なかった事です。

 

この時代、インフォームドコンセントが大事です。

一般的には手術や治療に関しての説明と同意の事を指しますが、同居家族や離れている家族にどれだけの説明が必要か、ということも医療者としてしっかり理解し、本人や家族に理解いただく事の重要性を学ばせていただく良い機会になりました。

そう気づかせていただいた患者様には感謝ですし、この先この仕事をしていく上で一生忘れてはいけない事だと思いました。

 

追伸…。

私個人的な意見はとしては…もし自分の主人や両親が同じ状況だったら…どんなに忙しくても、やっぱり甘えて欲しいし全てを知りたい!と思います。

なぜこんな追伸を書いたかというと…私の両親も子供達に遠慮して甘えない人達なので(笑)

母の事を思い出してしまいましたnico

 

 

 

 

 

 

投稿者: 武蔵浦和整骨院