インフォームドコンセント(説明と同意)

2018.05.06更新

こんにちは。看護師の岩渕です。

 

今回は、私の失敗談をお伝えします。

 

先日、来院したその日に緊急の処置が必要になりその後1〜2週間うつ伏せの治療をしなくてはならない患者様がいらっしゃいました。

その方は、定期的に受診していてご自身の病態をしっかり理解されている方でした。

その日はお一人で来院されていて、突然の処置になって少し驚いていましたが、原因〜病態〜治療〜自宅管理まで説明させていただきしっかり理解していただいていました。

無事に処置を終え、リカバリー室にあるうつ伏せ専用のチェアーで夕方までしっかりうつ伏せしてもらい、ご家族のお迎えを待っていました。

患者様本人もさることながら、ご家族にも病気と治療スケジュールの理解・協力を得ることが私の信条です。

例に違わず、何も知らされずさぞ心配されているだろうと思い、院長の了解を得て夕方お迎えいらしたご主人に私の方から現在の状況と帰宅された後の協力を得るため説明をさせていただいたら、何とご本人から叱責を受けてしまいました。「自分の眼の事なのだから自分で解決できる!それぞれの家庭で事情が違うのだから余計な事をしないで欲しい。」と…。

彼女は非常に自立した女性です。

ご自身の病態をしっかり理解し、ご自身で整理されようとしていました。

私はそんな彼女の頑なな姿勢を、ご主人を心配させないよう配慮しているか強がっているのかも…と勘違いしていたようです。そして自分の正義感と重なり出過ぎた行動をしてしまった事を反省しました。

「人それぞれ家庭の事情が違う」

その通りです。

私に足りなかったのは、説明を行うにあたり同意を得なかった事です。

 

この時代、インフォームドコンセントが大事です。

一般的には手術や治療に関しての説明と同意の事を指しますが、同居家族や離れている家族にどれだけの説明が必要か、ということも医療者としてしっかり理解し、本人や家族に理解いただく事の重要性を学ばせていただく良い機会になりました。

そう気づかせていただいた患者様には感謝ですし、この先この仕事をしていく上で一生忘れてはいけない事だと思いました。

 

追伸…。

私個人的な意見はとしては…もし自分の主人や両親が同じ状況だったら…どんなに忙しくても、やっぱり甘えて欲しいし全てを知りたい!と思います。

なぜこんな追伸を書いたかというと…私の両親も子供達に遠慮して甘えない人達なので(笑)

母の事を思い出してしまいましたnico

 

 

 

 

 

 

投稿者: 武蔵浦和整骨院

【休診のお知らせ】6月12日、8月9日~16日 は休診となります。

2018.04.25更新

投稿者: 武蔵浦和整骨院

手術ブログを更新しました「増殖糖尿病性網膜症の硝子体手術」※当院手術サイトに遷移します。

2018.04.21更新

投稿者: 武蔵浦和整骨院

よろしくお願いします!

2018.04.08更新

こんにちは!今年の3月に専門学校を卒業し、4月から正社員としてお世話になっております。受付の齋藤と申します。

日に日に暖かい日が増えてきましたが、皆様体調はいかがでしょうか?

 

桜の季節という事で、先日前橋公園に夜桜を見に行ってきましたflower2屋台も出ていて、人が沢山いてとても賑やかでした(*’U`*)昼間に見る桜と、夜に見る桜はまた一味違い、ライトアップされている夜桜はとても綺麗でしたnico高崎周辺は散ってしまったので、今度は赤城の千本桜を見に行こうと思います!

まだまだ至らない点ばかりで、何かとご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、1日でも早く皆様のお力になれるように頑張りたいと思いますのでよろしくお願い致します。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

知り合いの手術

2018.04.02更新

桜満開!春ですね〜。今年は花粉症がかなり猛威をふるっていますが、皆さん大丈夫ですか?また気温の変化も激しい時期なので体調管理にはお互い気をつけましょうね。

 

開院して…新たな知り合いや友達も増え、有り難い事にその方々から手術や診察を頼まれる事(相談)も増えてきた。私の知識や技術でお役に立てる内容であればと…祈る。この心理は、紹介状を持参された患者様(他院からの手術依頼時)や、初診患者様と初めてお会いする時にもいつも根底にある心理。また、知り合いだからとかで…特別な対応はしていない。

 

ほんの一例だか…。
先日、脳出血後の複視で悩んでいる知り合いを診て欲しいと…。眼位検査や眼筋運転の機能評価をする特殊検査をして、今後プリズム眼鏡で対応する方針を説明させていただいた。

また、緑内障でクリニックに定期的に通ってくださる患者様からは、本当に眼で困っている知り合いがいて、一度遠方だが診てくれないか?と。後日拝見すると…片目が黄斑変性で瘢痕状態。他眼が末期緑内障状態。こんな時は、一日も早く再生医療の技術が臨床現場で当たり前に使える日々が来るのを心の中で渇望するだけの無力な存在となる。と同時にタイムマシーンかなにかがあって、過去に戻れるならせめて片目だけでも視力を維持出来るようなアドバイスや治療が出来ればと…妄想する。現時点での医療では限界の状態だと説明し現状維持をと話す。黄斑変性症や緑内障、糖尿病など失明に繋がる疾患は…プライマリーケアやムンテラが本当に大切だし、長い付き合いになるからこそクリニックの果たす役割は大きいと思う。途中で脱落する患者様にも責任はあるが…我々医療人がしっかり理解させているのか?治らないが維持する事は充分に可能だと教育出来ているか?反省する点は大いにあると思う…。

 

そして…私への手術の相談は、実に多岐にわたる。

単純な白内障手術から硝子体手術。先日、友人の知り合いが網膜の病気で手術が必要と言われたが先生がしてくれないか?と相談を受けた。診察すると黄斑円孔。もちろんうちでも治療出来るしその治療方針が変わるはずも無く…手術が必要な事とガス(空気)を使用する必要があるため一定期間の体位制限(伏臥位)が必要だと話し、いつも通りに病期の判定をしてその段階での初回治癒率を話す。点眼指導や生活指導は、スタッフが別室で丁寧に話してくれる。

 

私の経験上では閉鎖しなかった事が無い大きさ。今のレベルなら合併症の発生率もほぼ皆無だが、術後感染症の可能性や網膜剥離の可能性についても話す。では、明後日の予定手術で…と決まった。

 

お忙しい人のようで…その後手術は3週間後となった。円孔の大きさからして、延期は問題無いと判断した。

 

結果、手術は問題無く終わりすぐに伏臥位を指示。翌日の診察でも経過良好と判断。黄斑円孔が閉鎖するかどうかは…あとは時間の問題。一安心。

 

決められた再診時(閉鎖しているであろう時期)に、網膜の写真を撮ってから診察の流れ。写真を撮ってくれたスタッフから先生閉鎖してません!と報告が入った。言葉を疑ってすぐに画像を確認したが…。確かに閉鎖していない。手術はいつも通り何も問題なかった事を頭の中で再確認。何度も。伏臥位もやってくれていたはず…。

 

ガス(空気)はまだ5割残っている。診察もせずにすぐにリカバリー室で伏臥位を夕方まで指示。絶対に閉じるはず…。夕方再撮影してみると…今度はしっかり閉鎖していてハッピーエンド。笑。

 

総括すると…術後の伏臥位が疎かになっていたんだと分かった。後日、体位制限によって首や肩が凝ってしまい2日目にマッサージを受けに行ったんだとバツが悪そうに話してくれました。今となっては笑い話。

 

以前、知り合いのDr や医療人の増殖性糖尿病網膜症に対し硝子体手術を複数人に施行した事があります。もちろん白内障手術だけを執刀することもあります。ただ皆さん決まって…術後管理や点眼の重要性、再診の必要性を分かっているようで疎かになる傾向が見受けられます。一般の患者様よりも。私も他科にかかると…そうかもしれませんが。笑。

これからも、いろいろな方がいろいろな眼の方をご紹介していただけると思います。手術が必要なら、変わらず全力で対応します。同業者や知り合い、友達など変に遠慮しないで、しっかりムンテラ、生活指導、場合によっては注意もしていきたいと思います。同業者だと…少なからずスタッフや私も遠慮や暗黙の了解が入る可能性は否めませんが…。

そして、4月1日から正式に常勤スタッフ(仲間)が…また一人将来有望なスタッフが加わります。学生時代から時間のある時にクリニックに顔を出してくれて、出来る事を手伝ってくれてました。他のスタッフ同様に、患者様本位に考えられるスタッフになってもらえたらと思います。働いていれば、いろいろな事があると思いますが、彼女なりに目標を持ってやりがいを見出して成長してもらえると嬉しいです。全ては患者様のために…。そして、いっぱい、いっぱい患者様の笑顔をこれからも一緒に見ていきましょう。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

静岡へ行ってきました!

2018.03.23更新

みなさんこんにちは!受付の青木です!

段々と暖かい日が続いてきましたが、みなさん体調はいかがでしょうか?

先日のお休みに静岡へ旅行に行ってきましたcar

1日目は天気が悪かったのですが、2日目は無事晴れて良かったですnico海もとても綺麗でした!

桜も少しですが咲いていましたflower2

みなさんはもうお花見の予定は決めましたか?

私はまだどこに行こうか決めてませんehe

是非おすすめの場所があれば教えてくださいgya

それではまた、クリニックでお待ちしております!海

投稿者: 武蔵浦和整骨院

今年もやってます!

2018.02.16更新

こんにちは!事務の青木です。

昨日は暖かかったですが、今日もまた寒いですね!県内ではインフルエンザ警報が発令中のようですが皆さま体調はいかがでしょうか。

まだ寒い日も続きますが、だんだん暖かくなってくると花粉が気になりますよね。今年のスギ花粉のピークは3月上旬から4月上旬までの1ヶ月間のようです。関東では去年に比べ飛散量が1.5倍と多いようです。
当院では今年も患者様にミカンの皮ヨーグルトをオススメしており、レシピもご用意しております。ミカンの皮に含まれるノビレチンがアレルギー症状を緩和する効果があります。また、ミカンの皮は脂肪分解、血流改善などの効果もあるようです。早めの花粉症対策としてミカンの皮ヨーグルトを始めてみてはいかがでしょうか

投稿者: 武蔵浦和整骨院

また…初心に戻って(祝4周年)

2018.02.12更新

おかげ様で…開院記念日をまた1つ積み重ねる事が出来ました。早いもので5年目に突入。去年は石垣島、今年は香港で。自分自身を冷静に見つめ直すため…そして進むべき道を再確認するために、この時期は家族にわがままを言って一人旅に出かける事にしている。行き先は心の赴くまま…。今回は、そんな旅先からのブログ更新。

 

そんな一人旅を画策している矢先に…実父のレーザー白内障手術を先日執刀した。しかも両眼同時に…。話の流れで、私の記念旅行に父親も一緒に行く事になった。笑。

そもそも私が医者になろうと思ったきっかけは、自分自身が病気になった事でスポーツ系の業界に進みたかったその未来(進路)を見失って自暴自棄になっていた高校時代に、身体にハンディを負った当時の主治医に勧められた事。始めは、冗談かと思っていたが、診察の度に真剣に背中を押してくれた。その時に貰った言葉の一つに『病気の苦しみや辛さを味わった人間が、本当の意味で患者様の気持ちや不安な心に寄り添えるんだよ…良医になるには自分がその病気になれば良いんだよ。ほら、もう条件を満たしてるよ』って小児麻痺で動かない左腕をさすりながら、その人は優しく諭してくれた。この人は、幼少時からこれまでにどれだけの辛い、悔しい思いを抱えて生きてきたのだろう?…。

 

今でも『その言葉』は、私の宝物であるのと同時に、私の医師としての原点となっている考え方です。医学は決して万全では無いし、身体の神秘はまだまだ解らない事だらけ…本当の意味で患者様の不安なんて満たせないと思う。ただその隙間を埋めるのは医師の情熱だったり、持っている素質(人間性)だったりすると真剣に信じている。

 

医師としてのキャリアで自身初の身内の手術。それも開院しなければ…習得しなかったであろうレーザー白内障手術。ただ、不安は一切ありませんでした。私が医師になって…大切な人や身内に勧めない又はやらない治療は絶対に患者様(他人様)にもしない。そう決めて眼科外科医として初めて手術を執刀。ずっと続けている信念であり、その信念に基づいた経験が…今の私には沢山備わっているから不安が無かったのです。逆に、私は普段の患者様の手術の方が緊張してますよ。

 

医学は日進月歩のスピードで進化していて、当たり前だった事や定説だった事が…一夜にして変わってしまう事だってある。だけど、その時々に正しいと判断した治療を…身内にも薦める治療をやっていきたいのです。その時のベストの治療法を提示したいのです。提示出来るクリニックであり続けたいです。考え方や治療法もいつまでも同じなんてあり得ないし、馬鹿げてますよね?

 

今現在、レーザー白内障手術の技術に対し…欠点は見受けられません。術後の仕上がりもほぼ完璧です。その高い技術力と双璧を成すのが…プレミアムレンズ。相性は本当に良いです。メガネフリーの生活が手に入る確率が本当に高いマッチィングの一つです。老眼治療にも使えるほどで、自分が受けたいぐらいです。笑。特に現時点でEDOF3焦点レンズ(mini well redy)は最高峰かと。

 

実父は、先進医療を利用した手術(2焦点レンズを使用)をしました。はじめ…3焦点レンズをと思いましたが、すぐに自分の医師としての考え方に反する事だと気がつきました。父親は、今や年金暮らしで高額な自費診療を望むような人では無いのです。うちでの患者様も先進医療を利用される方がほとんどですし、仮に父親が自費分を負担する意思があったのなら3焦点を使用していたのかもしれません。結論は、自分の親だけ特別な事(不公平)をするのが嫌だったのです。患者様(親であろうと)の前では、常に平等なフラットな医師でいたい…。

ただ息子として、育ててもらった恩や情があります。本当に手術中終始平常心だったか?は想像にお任せします。今現在の私が眼科医として持っている2焦点レンズやEDOF2焦点レンズの欠点を補うアイディアや使用経験からくる勘を大いに利用しました。誤解のないように…いつも患者様にやっているうちの治療と何も変わらない内容です。笑

 

ただ、せっかくの機会なので、父親にいくつか甘えさせてもらいました…一つは、初めて両眼同時のレーザー白内障手術をさせてもらう事。普段、遠方(名古屋)で暮らしているのもありますが、今後、患者様に勧めた時や質問された時に、その経験が無ければ自身を持って私やスタッフ達が答えられないのが嫌なんです。多種多様な患者様の御要望にお答えしたい。言葉を変えれば…恩師(当日の主治医)は、医師にとって経験こそ最大の教科書なんだと…教えてくれたからなのです。経験に勝るものはなし。驚く事に…父親は手術間もないリカバリー室で、既に別世界のようにはっきりくっきりと視界が広がっていたとの事でした。本人は凄くびっくりしていました…医学の進歩に。私もスタッフ達も一安心。

 

二つ目は、サプライズで普段東京にいる兄を手術後に呼び寄せ…食事会と称し父親にお酒を飲ませる事。痛くなるのか?傷はうずくのか?笑。患者様には、手術当日の飲酒は禁止しているので…実際の反応を見てみたかったのです。兄も医師なので身体の方はお任せ。なんて…私の心配をよそに拍子抜けするぐらい何も変化がなかったようです。

 

今回、先進医療を用いたレーザー白内障手術の両眼同時手術を体験しました。多分…経験した術者はいるか?数えるほど…かと。本当に貴重な経験を積めました。当たり前ですが、(片目の手術後よりも)手術後は一気に別世界になるとの事です。当日夜から両眼で遠くも、近くも不自由なく見えるとの事で、翌日診後に大変喜んで名古屋へと帰っていきました。

 

当院に、もしオラ(術中診断装置)がなければ、ノウハウがなければ…両眼同時の手術は絶対にしないと思います。度数ずれが怖いから…。でも、当院は一般の患者様にも、これで自信を持って解禁。いち早く社会復帰したい方や、忙しくて時間が作れない方…レーザー白内障手術でも柔軟に対応致します。しっかり相談、個別に説明させて下さり。既に保険診療では対応しています。(前作のブログ)患者様にとって、良い事だと信じているから…。

 

でも、多焦点レンズ…夜間のハロー、グレアはどうしてもあるみたいですよ。欠点は必ずあるんです…しっかり理解してからどんな手術も受けて下さい!

 

後日…父親が手術体験談を書いてくれました。レーザー白内障手術を受ける方や受けたい方、興味のある方はぜひ一読ください。同じ患者様の目線での感想なので、参考になると思います…クリニックに置いありますので、お気軽にスタッフに声掛けしてください。あと、術前検査から手術後まで…一貫してスタッフ達を誉めてくれました。親切で優しいと…特に手術当日リカバリー室を担当してくれた婦長さんには、対応が本当に素晴らしかったと驚いてました。私からも感謝したいです。ありがとう!

 

さぁ!、連休明けからまたスタッフ一丸となって患者様本位のクリニックになるよう尽力します。眼でお困りの方は、我々にぜひ御相談して下さい。最善な方法を一緒に親身になって提案させていただきます。

 

手術を受けた父親は73歳。目が若返り、ますます意欲的に、楽しく老後生活を送れるようなった事でしょう!旅行中そんな元気を…私の方がもらいました笑。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

「両眼同時(同日)手術」 院長ブログを更新しました。

2018.02.02更新

投稿者: 武蔵浦和整骨院

両眼同時(同日)手術

2018.02.02更新

明けましておめでとうございます。随分と…ブログ更新が滞ってしまいました。ネタが尽きた訳では無く、クリニックや個人として色々試してきた事が少しづつ目に見える成果としてあらわれてきたので…ブログ上でアップしていきますね。でも今年は本当に寒いですね!開院以来の大雪!インフルエンザも猛威をふるっているようですが…皆様体調はいかがですか?

 

クリニックとしては、2018年から…ある事を本格的に実践しています。保険での白内障手術を希望者に限り、両眼の同日手術としているのです。うちでは、希望者は全員。適応は設けていません。一般的には…片目づつ。間隔は1週間空けて行うのがスタンダード。

私個人としましては…勤務医時代に全身麻酔下での両眼手術(条件付きの患者様に限り)を多数例経験していましたし、翌日の患者様の感動する姿やより喜ばれる姿を目の当たりににしてましたので、条件を無くして希望者全員にいつか実践していとおぼろげに考えていました。メリットの一つに…とにかく患者様の社会復帰が断然早いからです。

 

と言っても…慣習や慣れ親しんだ方法を変えるのはリスクとストレスが掛かります。笑。

ある年末近い去年の12月に、他院では免許更新がどうしても間に合わない患者様が、どうにかして欲しいと…相談に来たのがきっかけです。うちも手術枠いっぱいに予定手術が埋まっていましたが、リスクをお話しして納得されたので、両眼手術で対応させて頂いたのが始まりです。

では、両眼同日手術のリスク?は何だと思いますか?

私は、感染症のリスクヘッジさえしっかり行えば、患者様にはメリットしかないと考えています。実際は…保険診療であるためクリニックの売り上げは目減りするので経営者としてはどうか?と頭の片隅には思いますが…患者様主導の考えでいたい院長、医師の立場からは大賛成なのです)

あと付け加えるなら…レンズ度数ズレのリスクでしょうか?うちはオラ(術中診断装置)を導入したこと。またその精度(私のラーニングカーブが整ってきた)が高く信頼に足りるツールとなってきたため自信を持って柔軟に対応出来るんだと思います。

 

体験された患者様が増えてきた日常診療…感謝の言葉をより頂けるようになった事や本当に感動され喜ばれている姿は、予想以上でした。Dr 冥利に尽きます。手術後には両眼同時に明るくなるし、バランスも良くなるので…別世界になったとよく表現されます。

 

今のスタッフ達は、こういった私が提案する変化球にも…レセプト訂正や点眼および生活指導の変更(手間がかかること)にも迅速かつ確実に対応してくれます。器械の準備もしかり。また、より患者様にとって良いアイディアを自発的に考え実践してくれています。私の目指すクリニック体型を本当に理解してくれてきたようだし、みんな患者様の笑顔が好きなんでしょうね。

緊急手術対応含め…これからも可能な限りスタッフ一同患者様主導のクリニックであり続けます。

 

先週…名古屋に住んでいる実父の両眼同時のレーザー白内障手術を執刀しました。レーザー手術の両眼同日は当院で初でした。結果、本人は大変満足して名古屋に帰っていきました…次回その詳細をお伝えしますね。

投稿者: 武蔵浦和整骨院