再会

2018.10.09更新

今週末…親友と呼べる友の一人に久しぶりに会った。仕事の関係で…彼が高崎を離れて早5年。その当時は、それぞれの家族よりも長い時間を過ごした恋人以上の関係だった…笑。とにかく仕事が終わればゴルフ練習場で一緒に打ちっ放しをして、その後反省会と称し食事会。翌朝…早朝にランニングでお互いの家の真ん中辺りで会ってしばし併走。別れてお互いの仕事に行くみたいな。徐々にビジネスの話だけでは無く…本音で全てを語り合える関係になっていった。密度の濃い付き合い方をしたのは実は…1年やそこら。その間に、趣味や生き方、考え方が合う稀有な存在だと気付かされた。

私が一番苦労した時に…誰よりも一緒に居てくれて趣味に仕事にストイックに取り組む私に嫌な顔一つしないで歩調をあわせてくれた。彼の尊敬するところは…とにかく人の誘いを断らない身の軽さ、好奇心の高さとその行動力。高度成長時代の日本を支えていたであろうビジネスマンを今でも地で行くタイプ。人と人の繋がりを最も重要視するスタイル…見習うところが多い。想像だが…仕事人間だった父親の働き方に似た香りのする懐の深い漢。だから…彼が高崎を離れる時に、敢えて友達になってもらえるように私からお願いしたのだった。

今回も会ってすぐに…昔の関係性にタイムスリップしていた。離れていた時間の長さは関係なかったようだ。懐かしく居心地のいい感じ。あれから…彼はマラソンを続けている。時々フルマラソンに参加して鍛錬していると。凄い。

また、当時、彼がゴルフで結んでくれた縁は、今でも感謝してもしきれないもう一人の親友との出会いをプレゼントしてくれたものだった。なかなか家族ぐるみの付き合いが出来る友には、そうは巡り会えない。

久しぶりに会った日に、意気投合し深夜2時近くに自宅に帰った。彼は相変わらずお酒が大好きだったが…飲み方はいつもスマート。私は終始ソフトドリンクで付き合った。私が思い通りに働けている現状を知って…喜んでくれたようた。今回の連休中に、ゴルフに行く約束をしていたが…折角やるなら紹介してくれた彼も交えた3人(私の親友2人)が良いと無性に思った。

 

実は、ある時期彼は交通事故に遭い…九死に一生の大怪我を負った。痛かっただろうし、不安でさぞ辛かったことだろう。幸い名古屋にいるうちの父親が力添いをしてくれたようで…感謝された。奇跡的にカンバック出来たが、二度と会えなかった可能性すらあった。そして、今回のゴルフは怪我後初なんだと知った。

スタートホールで、初っ端の私が目の前の谷に2発打ち込んだ。復帰後の彼も義理堅く付き合ってくれて谷に…。昔のまま。笑。

途中…2人について行くのが精一杯と言わせてしまったが、身体は痛く無いと言っていたので、変に気を使うのは違うと思った。いつも彼は、我々2人をアスリートゴルファーだと褒めてくれる。私に言わせれば…彼こそ真のアスリートなんだと思う。今まで彼とラウンドして嫌な気持ちにさせられた事が一度も無いからだ…アマチュアゴルファーに一番大切な事。アスリートとは、かくありたいものだと心底思う。

時間さえあえば本当に良く一緒にゴルフをしたメンバー…いつも笑いがあり楽しいラウンドだった。負けず嫌いでストイックな素質の持ち主達なので…相手が上手くいった時は自分の事のように嬉しいし、逆に自分が良いプレーをすると喜んでくれる関係性。

復帰後の彼は…中間ホールで連続パーを取った。ナイスショットも随所に見せ…ナイスプレーで嬉しかった。マラソンで体幹を鍛えている効果だと思う。今回…3人が一緒にラウンドするにはハーフラウンドの時間帯しか取れなかったが…逆に、意図しない程よい満足感を生んだ。休日だけにホールとホール間で待たされる場面があったが、気にならなかった。9ホール終えた頃には…いつかまたこのメンツでラウンドしたいと思った。日本のどこでも、必ず叶うだろう…。

彼は、明日以降また単身赴任の生活に戻る…
今後…息子さんの進学に伴い群馬から家族の拠点を職場近くに移すようだ。多分…物理的に可能な距離に居たのなら私のジム通いに付き合ってくれただろう。私は付け焼刃の知識だが、彼のリハビリに必要な筋トレメニューを考えてあげたんだろうな。笑。

 

今回の再会で、私は元気と勇気をもらった…開院する時にいろいろなアドバイスと百人力の実行力をもらった。院長ではない頃の私を知っていて…院長に成り立ての私に必要であろういろいろな職種の人達を紹介してくれた。そう…人脈をもらった。皆、堅実で良い人達ばかりだった。私は、人との出会いには本当に恵まれている。順調に開院できたのも、揺るぎない信念を持ち続け5年目を現在進行形で突き進めているのも…開院構想時の彼の存在無くしては語れない。

 

当たり前になりつつあるが、何も無かった場所にクリニックが出来、毎日患者様達が信頼して来てくれる日々。周りの皆様に感謝して…彼に感謝して…スタッフと一緒に患者様にとって、今後もより良いクリニックを作っていきたい!初心の頃の思いを改めて思い出させてくれた再会となり、歩んできた道は間違えてなかったんだと自信を持てた収穫の多い連休でした。

今回、彼に私が与えた影響は…可愛い娘さんのためにビール腹をシックスパックに変える決意をしてくれたことのようだ。笑 またの、再会を楽しみにして…下之城で私なりに精一杯毎日を過ごす。彼に笑われないように…。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

お勉強会

2018.09.18更新

すっかり夏も過ぎ去って涼しい日が多くなりましたね!秋はなんだか切ない季節ですね。。この季節が結構好きな看護師の岡本です!

今日、看護婦長さんの岩渕さんと話しているときに「そろそろコメディカルの申し込みの時期だね」とお話がありました。もうそんな時期か!と驚きました。と、いうのも去年私を含め数人のスタッフがコメディカルというお勉強会に行かせていただきました。お勉強会では眼科の専門的な知識から最新の眼科情報など幅広く学ばさせていただきました。行きや帰りの電車で楽しくお喋りしながら通ったのも思い出の1つですね!

これからも学んだことをしっかり活かして、患者様が笑顔で安心できるようにサポートしていきたいです(●・ω・)

 

投稿者: 武蔵浦和整骨院

院長ブログを更新しました。

2018.08.25更新

投稿者: 武蔵浦和整骨院

ついに…

2018.08.25更新

先日、ついに体脂肪率14パーセント台に突入した。本格的に肉体改造に挑んで7ケ月になろうとしていた…。始めは、ほんの少し昔の自分を取り戻してみたい、見た目を変えてみたいと思ったのがきっかけだった。友達や周りに細マッチョ宣言した手前、辞められなくなっていた…自分も冗談ぽくただシックスパックを見てみたいと軽く思っていただけだったのだが…。

自分の特徴として…目標を決めたらなるべく身近な人にフォーカスしてそんな人がいたら真似る。ただ真似して、疑問をぶつける。一例で言うと…ゴルフのスコアを良くしたいと決めたら、まずゴルフ仲間の一番上手い仲間を観察して、良いところを真似る。ラウンド中に質問する。なるべく一緒にいる。手術もしかり…。今は白内障の手術はLenSxの精度に近付きたいと日々挑戦している。

今回のシックスパックへの目標…探してみたが身の回りに目標とする人がなかなか居ない…。まずは、本屋に行ってみた。[30日であなたもシックスパック]日めくりカレンダー的に1日4種類のエクササイズが載っている。1ケ月やってみた…確かにスタート時よりはウェストは細くなったが私のシックスパックはどこ?恥ずかしがり屋さんなの?

友達は、その1ケ月でも『良く続くね』と言ってくれたが…納得できない。結果にコミットしたい→次はライザップ?と思いいろいろ調べてみた。1ケ月の腹筋トレで、私の思考はリバウンドは一番嫌だし、この歳でただ痩せるだけでは絶対体力や運動能力が落ちると分かっていたので、やるなら疲れにくい身体も同時に手に入れてやろうとなった。そして通うなら自宅や職場から極力近い場所であることを条件にした。

もちろん自分で某有名ジムに通う…考えてみたが、そもそも筋トレマシーンや肉体改造の知識がない。絶対続かない…時間とお金の浪費になるだろうとなった。

結果…自宅から5分とかからないプライベートジムに話を聞きにいく事にした『自分史上最高の身体へ』…キャッチーな企業理念。見るからに筋肉質で引き締まった店長が丁寧にヒアリングをしてくれて、聞くと普段の体脂肪率13%台…目標にしたい。その日に入会を申し込んでいた。自分への挑戦が始まった。

 

改めて…3大栄養素と身体の関係を教えてもらった。食事が大切。分かっていたが…医学部の時とは違い筋肉目線での話。面白い。まず、作りたい身体、なりたい身体を決める。私の目標はゴリマッチョでは無く、細マッチョだったので…糖質を控えた高タンパク食で週2回90分の筋トレプログラム(4ケ月間)となった。

そして気づいた…世の中糖質だらけで、特に精製された糖(ショ糖や果糖や異性化液糖など)が溢れかえっている事に。これら精製された糖は人間の歴史において、つい最近まで存在しなかった。中毒性があり肥満や糖尿病の原因にもなっている根本だと…。

 

知識を持ち帰り、家族にジュースを辞めさせた。口にするのは、なるべく自然のもので飲料は、極力水かお茶に変更。息子と2人で身体を作るのは口にするものと合言葉も作った。私も…断酒した。適量のアルコールは気分を落ち着かせる効果があるが…息子だけ好きなジュースは駄目はおかしいと思ったからだ。

ありがたかったのは、90分の筋トレで、私の錆びついた身体が故障し、仕事に支障が出たりトレーニングを休む事のないようにしっかり運動強度を調節してくれて、緩徐に目標に近づくプログラムになっていたこと。でも毎回、毎回限界の少し先まで追い込まれているのはご愛嬌?笑。

始めて3、4ケ月。すぐに結果が見えた1ケ月目とは違い…運動強度に身体も慣れ毎回頑張っているのに測定結果が出てこない…停滞期。気分も乗らない…なんで、好きな物を好きなだけ食べたら駄目なの?なんで辛いトレーニングをしないと駄目なの?そもそも何のため?ジムでもグチることが多くなった…。

目標を達成しないで4ケ月が経った…毎回トレーナーの方は変わるのだが、複数回担当してもらい顔見知りになってきたので…彼らなりの苦悩や実体験も教えてくれるようになっていた。みんな悩みは一緒なんだ…。辞めないで延長してみよう。だいぶノウハウは分かってきたし、自分自身無理はしていない。ただし60分2回のプログラムで大丈夫とのアドバイスをもらった。

 

だだ、何度となく…くじけそうになった私を最終的に鼓舞した要因。それは…目に見えて身体が変わってきた事…シックスパックが見えたり隠れたり…うっすらと。こんな形だったんだ…昔を思い出した。そして維持したい。もっとくっきり見てみたいと願望は募る。ロカボ(低糖質)生活にしてから…食後眠くならないし身体が軽い。自重懸垂もMAX1回しか出来なかった入会時。今は肩幅より広いワイドグリップにして10回出来るようになってきた。引き締まったが確実にパワーがついている。ゴルフでの飛距離が以前より伸びて困る場面もあるが…トレーニングを通して、精神的にも限界からでも『やれるんだ』と思える自分を取り戻せた。

 

あと1ケ月のプライベートレッスン。体脂肪率15%を切るとシックスパックがしっかり挨拶してくれるようになった。今後一人でもトレーニングを続けていけるよう…知識の整理や故障しないプログラム構成の確率。トレーニングフォームを意識して、どんどんトレーナーに質問をぶつけていきたいと思う。そして…昔の身体を取り戻したいと思わせてくれたある人との出会いに…感謝したい。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

学会に出席して来ました。

2018.07.08更新

ORTの保坂です。

先日、JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)に出席して来ました。日曜日のみ出席でしたが視能訓練士プログラムの講演があり、術前検査など日頃行っている検査の確認や他施設で行なっている方法など大変参考になりました。

その後、学会に出席されていた太田院長と合流し、アルコン 社主催で当院でも行なっているLenSx(フェムトセカンドレーザー白内障手術)のセミナーに参加させていただきました。講演された先生方の各施設で行われている手術方法を聴く事が出来ました。

ほぼ一日がかりになりましたが非常に内容の濃いものなりました。今後も患者様のためになるよう継続して参加していきたいと思います。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

三島スカイウォークと紫陽花

2018.07.06更新

連日の夏日と台風が猛威を振るっている昨今。7月の声を聞く前に梅雨が明け…今年は最短だったようですね。夏場の水不足は大丈夫なんですかね?

 

梅雨がまだ明けてない日曜日…息子達を朝早く叩き起こして、静岡の三島まで紫陽花を見に行ってきた。日本最長の吊り橋がある事も、その場所に行くことを駆り立てられた要因。

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スカイウォークは、とにかく長い。行きはそんなに揺れなかったのに…戻る頃には人が増えてきたせいか?かなり揺れて酔いそうになった。

 

でも、一番の目的は…妻も私も紫陽花が好きだということ。梅雨と言えば…雨。しっとりと降る雨に映える紫陽花を見に行こうとなった。

 

紫陽花には…皆さんもよく目にする青〜藍色〜紫色系。赤色系。白色系と大きく分けて3種類の色があるそうです。私は個人的には、紫色が好きです。なんか神秘的で素敵な色。

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皆さんは…それぞれの色の違いが出る理由って知ってますか?知らないなら…その理由って気になりません?笑。もし興味があれば…

 

色のベースとなるのがアントシアニンの存在で、植物界には、多く存在する色素。ブルーベリー(特にビルベリー)にはたくさん含まれていて、その抗酸化作用で白内障の予防や眼精疲労に効くと言われているのは皆さんもご存知のことでしょう。

 

日本には、青色系の紫陽花が多い。理由は、土壌が酸性であることが大きく影響している。雨水には大気中のCO2《二酸化炭素》が溶け込んでいるので、日本の土壌の多くは弱酸性となっている。酸性だと土壌中のアルミニウムが溶け出しやすく、根から吸収しやすくなり、アントシアニンと結合し、青色系の紫陽花となるらしい。

逆に…土壌がアルカリ性だと、根からアルミニウムを吸収できないので、赤色系の紫陽花になる。

白色系の紫陽花は、もともとアントシアニンを持っていない紫陽花。

理由はどうであれ…どれも綺麗で素敵ですよね。皆さんも癒されると嬉しいです。

 

紫陽花の色を見るだけで、そこの土壌のPHが推察できるのは…なんだか面白いくないですか?これから紫陽花の見方も、少しは変わったりしませんか?笑

 

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ちなみに…私が今回一番癒された紫陽花が…
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薄紫色の紫陽花…どこか儚げで、やはり高貴な印象を受ける。

 

この紫陽花の名前に一般公募があった。

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真ん中の青色の花を取り囲むガクが王冠のように見えたので、『ティアラ』と命名してきました。私のネーミングセンスはいかに?笑

 

日本には、素敵な四季がある。忙しく生活していると…そんな四季に気付かずに毎日を過ごしている。四季おりおりで特徴的な植物を愛でる気持ちが、一年を…そして人生を楽しむコツなのかな?とこの頃は思う。私もそれなりに歳を取ったんだと思う。笑。近くラベンダー畑を。そして夏には、ひまわり畑を。春には桜の名所を…見に行くつもりだ。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

網膜剥離

2018.06.04更新

網膜剥離を治すのに、硝子体手術と網膜復位術の2つの方法がある。当院では、2つの方法を最適に使いわけ、できる限り緊急対応している。

 

ある平日の午後外来での事。もう一踏ん張りで業務終了の頃。受付スタッフから…剥離が来ました。と

一瞬…?紹介なの?

 

良く聞いてみると…問診だけで、そのスタッフは網膜剥離だと見抜いたようだ。確かに…1週間前から右目の端がチカチカ光った後に飛蚊症が増え、数日前から一部の視野が暗くなってきた。またその視野欠損(左上方)は徐々に広がってきていると。外傷歴は無く…と。まさに問診は完璧で、私が聞きたかった内容そのものであった。そして年齢は30代…年齢が若いから近視が強いんですかね?とまで付け加えての報告だった…頭が下がる。

 

手術をする人間としては…剥離の原因裂孔の位置や形。年齢により術式を使い分けているのが本音。一通りの検査が終わり…網膜剥離チャートを私が描く事を知っているスタッフがその準備を無言で用意…助かる。剥離の時に、網膜復位術の可能性がある場合は今でも必ずチャートを描くようにしているからだ。

 

眼軸測定(目の大きさ)も手術をするのには重要な検査項目。うちでは、オーダーを出さなくても、散瞳する前にしっかりデータが揃えてくる。開院以来、一緒に数多くの網膜剥離と戦ってきた結果だろう。検査結果を見て、カットダウン時や縫合糸の通糸時に強膜は薄めとか普通で大丈夫だとかのイメージをつける。

 

そして…とっくに業務時間を過ぎてからのご家族、ご本人様に病態や手術術式のムンテラをする事に決まった。嫌な顔ひとつしない受付、看護部。暗黙の了解で、それぞれの部署で最低限のスタッフだけが残り、しっかり対応してくれた。自然とそういった連携も出来てきたようだ…助かる。

 

私は、業務に専念。何故か?若いのに、他眼はすでに単焦点レンズが挿入されていた。お話を聞くと、先進に入っていたが多焦点レンズのメリットを良く聞かずに、安易に単焦点レンズを選択してしまったと。剥離の起きているこっちの眼は、どうしても先進医療を使用したいと。先の手術での後悔や無念の念が強く感じられた。その事があり、先進認定施設であり、剥離も対応している当院を遠方ながら探し当ててくれたとの事であった。

 

私のやる事はすぐに決まった…準緊急でのバックリング手術で剥離を直し、落ち着いたら希望であるレーザー白内障手術をする事。

 

バックリング手術の利点と欠点をお話しして、硝子体手術の利点、欠点もムンテラした。まずは、網膜剥離をしっかり治さないと…後に行う白内障手術自体の意味が無くなるから重圧はある。もちろん再剥離のリスク、合併症についてもお話しした。

 

黄斑剥離は生じていない下耳側の網膜剥離であったため、翌日(火曜日)の予定手術の一番最後での対応とした。助手に入るスタッフ達は、いつものようにボリュームある予定手術を終えてからの対応…頭が下がる。

 

実は…その日の予定手術はいつも通りボリューミー。バックヤードで手術器具を滅菌するスタッフも…私の手術ペースを乱さずに迅速に丁寧に対応してくれた…助かる。

 

バックリング手術をしていると…改めて眼の解剖の大切さ、オペ室での眼底検査の能力、カットダウンの位置やバックリングを置くセンス、そして…強い精神力と強靭な肉体。全てが備わっていないと完遂しない手術なんだだと…感じる。

 

まだまだ、その能力や体力は維持出来ているようだ…翌日、バックリング上に裂孔がしっかりのっていて網膜下液がしっかり抜けていた。一安心。

 

ただし、レーザー白内障を終えるまでが、うちの仕事。こう言ったバリエーションのある要望に対応できるクリニックになってきたのは…やりがいを鼓舞されるのと同時に誇らしくもある。

 

私の原動力の根底には…やはり患者様のためにの思いが強いのだろう。そしてスタッフ達全員も…。

また、つい先日も黄斑剥離の20代の網膜剥離を手術した。典型例らしく、1ケ月以上前から異変には気付いていたが…放置。いよいよ見えずらくなり(黄斑が剥がれて)来院。気持ちは分かるけど、もう少し早く来院して欲しかった。なぜなら…黄斑(網膜の中心)まで剥がれてしまうと必ず歪み、視力低下が残るし、たとえ視力が回復しても…暗く感じるから。

手術は、今回もイメージどうりに終わった。硝子体手術と比べ体位制限が不必要だから社会復帰も早い。

 

今回、改めてバックリング手術の良さを再認識したと同時に、うちのスタッフ達の成長した姿やチーム医療の完成形を垣間見たようだった。私は…自分の体力と気力が続く限り、クオリティーの高い網膜復位術をこのクリニックで提供し続けていける自信を深めた出来事でした。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

当院コンタクトレンズについて

2018.06.02更新

こんにちは!
視能訓練士の大澤です。
私は中学時代にバレーボール部に所属していました。ですが、中学1年生の夏頃から急激に裸眼視力が低下し、ボールが見えずらくなりました。そこで両親と相談しコンタクトレンズを試してみることを決めました。初めてのコンタクトレンズ装用は緊張しましたが、眼科のスタッフの方が優しく丁寧に説明してくれた事、見え方が格段に向上した事を覚えています(*’U`*)
さて、今回6月1日から当院ではコンタクトレンズ新規作成、定期検査は完全予約制となります。完全予約制にすることにより、1人の患者様との時間を十分にとり患者様の満足度を向上できたらなと思います。完全予約制へと変更することによりご迷惑をお掛けしますが、分からないことがありましたら遠慮なくスタッフへお声掛け下さい。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

コンタクトレンズの新規作成および定期検査は患者様満足度向上のため、6月1日から完全予約制になります。(月・水・金・土は11:30~12:00)(火曜日は9:00~11:30へ変更)予約方法は、当院HPからのネット予約のみ承ります。

2018.05.30更新

コンタクトレンズの新規作成および定期検査は患者様満足度向上のため、6月1日から完全予約制になります。(月・水・金・土は11:30~12:00)(火曜日は9:00~11:30へ変更)予約方法は、当院HPからのネット予約のみ承ります。
変更に伴いご迷惑をお掛け致しますが、ご不明な点がありましたらスタッフまでお声掛けください。

投稿者: 武蔵浦和整骨院

紫外線対策をしましょう

2018.05.06更新

先日、東京のとある医療誌媒体の会社から紫外線とサングラスについての取材を申し込まれた。私なりに日頃考えていたり、調べた内容を眼科医の立場から話させて頂いた…。

太陽光は、我々生物にとっては無くてはならないものであり、そこに含まれる紫外線には、UVC、UVB、UVAが存在していて、地球上に降り注いでくるのは後者2つらしい。そして日本では5月から9月までが一年で最も多く降り注ぐ時期だとはあまり知られていない。時間帯は午前10時から午後14時までで多く、薄曇りの日でも快晴時の80%の紫外線が降り注いでいるらしい。

 

紫外線と聞くと…多くの方が『日焼け』と言うワードが一番最初に頭に浮かぶかもしれない。程よく日焼けした身体や顔は、その人を活動的に、健康的に見せてくれる。

 

ただ、日焼けには『サンタン』と『サンバーン』の2種類が存在する。前者は肌が黒くなる状態で、誰もが一度は憧れる?。後者は、肌が赤く熱感を帯びヒリヒリ痛くなる状態。最悪の場合は水膨れも生じる。いわゆる火傷で急性炎症を起こした状態。数日後に皮膚がボロボロと剥けてくる。主に作用する紫外線が違っていて、前者がUVAで、後者がUVBと言われている。

では、UVBをしっかりと対策してUVAなら大丈夫なのか?実は、UVAはエネルギーこそ弱いが(UVBより)皮膚の深層にまで到達するため、女性が最も嫌がるシミやシワ、たるみの発症原因となる。そして両者とも長時間、長期間浴び続けていると皮膚癌を発症するリスクが上昇する。

 

どうやら…両方対策した方が良さそうだ。参考までに…サンタン(UVA)対策にはPA値の高い日焼け止めを、サンバーン(UVB)対策にはSPF値の高い日焼け止めを使用しましょう。
そして、ビダミンCは日焼け後の身体には嬉しい栄養素であることを付け加えておく。

 

では、本題。眼には、紫外線はどうなのか?

 

実は、眼もしっかりと紫外線対策をしないといけない。紫外線が原因と考えられる疾患を羅列する…電気性眼炎(雪目)、瞼裂斑炎、翼状片、結膜炎(充血)、白内障、黄斑変性など。

雪目は、スキー場や海水浴、電気溶接などで長時間紫外線にさらされ角膜に傷が出来た状態。ゴロゴロして目が開けていられないくらい痛くなり、充血などで、発症が6〜10時間後だから夜間救急に受診する羽目になる。しっかりゴーグルやサングラスを使用しましょう。

身近なところだと…この時期からのドライブ。車のフロントガラスは耐久性と割れた時の飛散防止目的に合わせガラスとして中間に樹脂製の膜が使われているようで、ほぼ紫外線をカットしてくれているらしい。サイドガラスは、車種により様々なようで、先に述べた時間帯には窓ガラス側の日焼け対策とサングラス着用をお勧めする。

 

ゴルフされる方も…1年中しっかりサングラスを使用してください。翌日、ゴロゴロや充血に悩まされたり、瞼裂斑炎、翼状片、白内障や黄斑変性になるなんて嫌ですよね。

 

サングラスは意外と勘違いされている。色の濃いレンズが良いサングラスでは無く、ぜひ紫外線透過率という値を確認してください。99%以上カットのものを選び、色は薄めでも透明でも構いません。顔との隙間にも注意をしてください。しっかり自分の顔のサイズにあったサイズを選び、フレームは厚め、目をしっかりと覆うタイプを選択して、帽子を被ったり、日傘も併用しましょう。ゴーグル型ならなお良いでしょう。紫外線は四方八方から侵入してきますよ。

 

最後に…適度な紫外線は、我々の身体の中でビタミンD生成を促しカルシウムの吸収を助け骨を丈夫にしてくれます。また乾癬やアトピー性皮膚炎の治療にも応用されてもいます。対策をして、上手く付き合っていくのが一番良いかと思います。

今回のブログは、ある医療誌媒体からの取材時に、紫外線対策について質問されたのがきっかけです。読んでくれた皆様が、少しでもサングラスについて正しい知識を持ってもらえる一助になれば幸いです。

投稿者: 武蔵浦和整骨院